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慢性疾患とは
慢性疾患とは、症状が長期にわたって続いたり、完全に治癒することなく進行し続ける病気の総称です。
一般的に症状が2〜3か月以上続く場合、慢性疾患と判断されることが多いです。
慢性疾患の多くは初期段階での自覚症状が乏しく、気づかないうちに病状が進行していることがあります。
放置すると臓器へのダメージが蓄積し、心臓病・脳卒中・腎不全など生命に関わる合併症を引き起こすリスクが高まります。
定期的な受診と継続した管理が、病状の進行を抑えるうえで非常に重要です。
当院では、プライマリケアの観点から複数の慢性疾患をまとめて管理することが可能です。「いくつもの病院に通うのが大変」という方も、まずご相談ください。
当院で対応可能な慢性疾患
当院では以下の慢性疾患に対応しています。
専門的な治療が必要と判断した場合は、適切な医療機関へご紹介します。
呼吸器系疾患
呼吸器系の慢性疾患は、咳・息切れ・呼吸のしづらさといった症状が長期にわたって続く疾患です。
日常生活の質に大きく影響するため、早期からの適切な管理が重要です。
COPD(慢性閉塞性肺疾患)
長年の喫煙などによって肺が慢性的に炎症を起こし、空気の通り道が狭くなる疾患です。
息切れや慢性的な咳・痰が主な症状で、進行すると日常動作での呼吸困難につながります。
禁煙と吸入薬による治療が基本です。
気管支喘息
気道に慢性的な炎症が起こることで、発作的な咳・ゼーゼーした呼吸音・息苦しさが現れる疾患です。
アレルギーや感染症・気温の変化などが発作の引き金となることがあります。
吸入薬や抗アレルギー薬で症状をコントロールしていきます。
慢性気管支炎
気管支に慢性的な炎症が生じ、痰を伴う咳が長期間続く状態です。
喫煙・大気汚染・繰り返す感染などが主な原因として挙げられます。
COPDを合併しているケースも多く見られます。
消化器系疾患
消化器系の慢性疾患は、胃痛・胸やけ・吐き気・食欲不振など、日常的な消化器症状として現れることが多い疾患です。
症状が続く場合は早めの受診をおすすめします。
逆流性食道炎
胃酸が食道に逆流することで、胸やけ・げっぷ・胃もたれ・のどの違和感などが慢性的に繰り返される疾患です。
食習慣・肥満・ストレスが主な原因で、薬物療法と生活習慣の改善を組み合わせて治療します。
胃潰瘍・十二指腸潰瘍
胃や十二指腸の粘膜が傷つき、ただれや潰瘍が生じる疾患です。
みぞおちの痛み・空腹時の痛み・吐き気などが主な症状です。
ピロリ菌感染や鎮痛薬の長期使用が主な原因として挙げられます。
慢性胃炎
胃粘膜が慢性的に炎症を起こしている状態です。
胃もたれ・食後の不快感・食欲不振などが続く場合に疑われます。
ピロリ菌感染が原因となることが多く、除菌治療が有効なケースもあります。
腎臓・泌尿器系疾患
腎臓・泌尿器系の慢性疾患は、進行するまで自覚症状が出にくいため、健診の数値異常をきっかけに発見されることも多い疾患です。
早期からの適切な管理が腎機能の維持につながります。
慢性腎臓病(CKD)
腎臓の機能が3か月以上にわたって低下している状態の総称です。
初期にはほとんど自覚症状がなく、進行すると倦怠感・むくみ・尿量の変化などが現れます。
生活習慣の改善と薬物療法により、進行を抑えることが治療の基本です。
慢性腎不全
腎臓の機能が長期にわたって著しく低下した状態です。
体内に老廃物や余分な水分が蓄積し、さまざまな症状が引き起こされます。
重症化すると透析療法が必要になるため、早期からの管理が重要です。
前立腺肥大症
主に中高年男性に多く見られる疾患で、前立腺が肥大することで尿が出にくくなったり、頻尿・残尿感が生じます。
生活に支障をきたすようになった場合は薬物療法を行います。
循環器系疾患
循環器系の慢性疾患は、心臓や血管に長期的な負担をかける疾患です。
放置すると生命に関わる深刻な事態につながる可能性があるため、継続的な管理が必要です。
慢性心不全
心臓のポンプ機能が低下し、全身に十分な血液を送り出せなくなる状態です。
息切れ・倦怠感・足のむくみなどが主な症状として現れます。
薬物療法を中心に、生活習慣の管理と定期的な経過観察を行います。
不整脈
心臓の拍動リズムが乱れる状態の総称です。
動悸・脈の乱れ・めまいなどの症状が現れることがありますが、自覚症状がない場合も少なくありません。
種類によっては脳梗塞や心不全のリスクが高まるため、適切な管理が必要です。
甲状腺疾患
甲状腺疾患は、首の前部にある甲状腺ホルモンの分泌に異常が生じる疾患です。
全身の代謝に影響を与えるため、さまざまな症状が現れます。
甲状腺機能亢進症(バセドウ病)
甲状腺ホルモンが過剰に分泌される疾患です。
動悸・体重減少・発汗・手の震えなどの症状が現れます。
薬物療法によりホルモンの分泌をコントロールします。
甲状腺機能低下症(橋本病)
甲状腺ホルモンの分泌が低下する疾患です。
倦怠感・体重増加・むくみ・寒がりなどの症状が現れます。
不足しているホルモンを補う薬物療法が基本となります。
その他の慢性疾患
上記以外にも、日常的に生活の質を低下させる慢性的な症状・疾患に対応しています。
「この症状は何科に行けばいいかわからない」という場合もお気軽にご相談ください。
慢性頭痛(緊張型頭痛・片頭痛)
頭痛が繰り返し起こる状態です。
緊張型頭痛は首・肩の筋肉の緊張が原因となることが多く、片頭痛は血管の拡張が関与していると言われています。
頭痛の種類に応じた薬物療法と生活指導を行います。
アレルギー性鼻炎・花粉症
花粉・ダニ・ほこりなどへの免疫の過剰反応により、くしゃみ・鼻水・鼻づまりが慢性的に続く疾患です。
内科でも点鼻薬・内服薬による治療が可能です。
慢性便秘
排便の回数が極端に減ったり、排便しにくい状態が長期にわたって続く疾患です。
食習慣・運動不足・ストレスなどが原因となることが多く、生活習慣の改善と薬物療法を組み合わせて対応します。
慢性貧血
血液中のヘモグロビン量が慢性的に低下している状態です。
鉄欠乏・慢性疾患に伴うもの・腎性貧血などさまざまな原因があります。
原因を特定したうえで、適切な治療を行います。
八尾市で慢性疾患の治療・管理をお探しの方へ
しうちプライマリ・ケアクリニックは、大阪府八尾市に位置する地域密着型のクリニックです。
「どこに行けばよいかわからない」「複数の症状をまとめて診てほしい」という方も、まずはお気軽にご来院ください。
一人ひとりの状況に合わせた、無理のない治療・管理をサポートしていきます。
